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以前に痛めていた右肩が、最近、またぶり返して調子が悪く、左手を添えなければ上にあげることができない、というクライアントのKさん。
寝ているときに、つい上に手を伸ばそうとして「うっ!」となったりしていたそうです。
そのKさんから、90分のパーソナルセッションの翌日にLINEがはいりました。
90分のパーソナルセッション前のKさんの背中はこんな感じでした。
右肩が左よりも上がっていて、前に巻き込んでいます。
そして、下半身もねじれている感じですね。
90分のセッションの後はコチラ。
並べてみるとこんなです。
肩の高さや首のカーブが変わっています。
前から見るとこんな感じです。
すっきりしていますよね。
90分のセッションで、肩がラクに動かせるようになって、見た目もスッキリしました。
でも、セッション中には、肩をどうこうしたわけではないのです。
セッション中にやったことは、肩甲骨を上げる筋肉を緩めることと、下げる筋肉を働きやすくするエクササイズなのです。
ちょっと背中の骨を見てみましょう。
左右の三角形が肩甲骨です。
Kさんの場合、右の肩甲骨が上の方に上がって、肩が前に巻き込んでいる状態でした
肩甲骨を動かす筋肉の力がアンバランスで、位置がずれてしまったのです。
90分のセッションでは、肩甲骨を動かす筋肉のうち、働きすぎを少し休ませて、働くべきところを働けるようにしました。
これが、カラダをラクに動かせるようになるポイントなのです♪
ところで、肩甲骨はどんな動き方をするかご存じですか?
おうちの方やお友だちの背中を貸してもらって、肩甲骨を触ってみて下さい。
ちょうど手のひらに収まると思います。
肩甲骨を触ったまま、おうちの方やお友だちに肩をすくめてもらってみてください
肩甲骨が上に上がりますよね?
すくめた肩を元に戻してもらってみて下さい。
肩甲骨が下に下がりますよね?
胸を閉じるように背中を丸めてもらってみて下さい。
肩甲骨は離れていきますよね?
胸を張るようにしてもらってみて下さい。
肩甲骨は近づきますよね?
腕を横からひろげてバンザイの形になってもらってみて下さい。
肩甲骨は上の方に回っていきますよね?
バンザイの腕を元の位置に戻してもらってみて下さい。
肩甲骨が下の方に回っていきますよね?
上に上がり、下に下がる。
離れていき、近づいていく。
上に回り、下に回る。
肩甲骨は、この6つの動きをします。
挙上:上に上がること
下制:下に下がること
外転:離れていくこと
内転:近づいていくこと
上方回旋:上に回ること
下方回旋:下に回ること
Kさんの肩甲骨は、上の方にずれていました。
これは、挙上させる筋肉と上方回旋させる筋肉と外転させる筋肉が働きすぎていて、下制させる筋肉と下方回旋させる筋肉と内転させる筋肉が働きにくくなっていたから起こっていたのです。
セッションでは、働き過ぎの筋肉を緩めて、働きにくくなっていた筋肉を働きやすくするようなエクササイズをしました。
筋肉のバランスがとれれば、カラダをラクに動かしやすくなるのです。
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