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以前に、肩が痛くて腕を上げられなかった方が、肩甲骨を動かす筋肉のうち、働きすぎを少し休ませて、働くべきところを働けるようにしたら、ラクに腕をあげることができるようになったということを書きました。
詳しくはコチラからどうぞ。
腕をあげるときに動くのは肩の関節なのに、なぜ背中にある肩甲骨が関係するのでしょうか?
実際に、腕と肩甲骨の動きの関係を確認してみましょう。
肩甲骨の動きの確認については、コチラからどうぞ。
おうちの方やお友だちの背中を貸してもらって、肩甲骨を触ってみて下さい。
肩甲骨が、ちょうど手のひらに収まりましたか?
それでは、腕を横からひろげてバンザイの形になってもらってみて下さい。
肩甲骨は上の方に回っていきます。
この動きを上方回旋(じょうほうかいせん)といいます。
ところで、肩甲骨は、初めから動いていますか?
腕を動かしだして、少し経ってから上方回旋がはじまりませんか?
腕の動きと肩甲骨の動きはこんな感じになっていると思います。
肩の関節と肩甲骨は連動して動くようになっています。
最初は肩の関節だけで腕をあげていって、途中から肩甲骨も一緒になって腕をあげるのです。
ですので、肩甲骨がうまく動かないと肩の動きが悪くなり、腕があげにくくなってしまうのです。
もう一度、背中を借りてみましょう。
今度は、肩甲骨を挙上してもらってください。
肩をすくめれば良いのでしたよね?
肩甲骨を挙上したまんま、腕を横から広げていってもらってください。
腕が途中で上がらなくなりませんか?
以前のブログでご紹介したKさんは、このような状態だったのです。
肩甲骨が上の方にずれてしまって、肩の関節との連動がうまくいかないのに、それでも無理にあげようとしてしまうから、肩に痛みが出てしまっていたのです。
いわゆる四十肩や五十肩も、似たようなことが原因なのです。
腕を動かすのは、肩の関節だけではなく、肩甲骨も一緒になって動かしている、そう思うと、ちょっといつもより腕が動かしやすくなりますよ。
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