[template id=”9203″]
体重計を持っていますか?
最近では、体組成計という呼び方もしていますね。
出てくる数字も、体重だけではなく、体脂肪や骨の量なども出てきますよね。
体重の次に表示されるのは、たいがいの器械で体脂肪率だと思います。
数字は、20~30くらいでしょうか?
体脂肪率は、体重を100としたときにどのくらいの割合で脂肪があるか、という数字になります。
体脂肪率(%) = 体脂肪(㎏) ÷ 体重(㎏) × 100
例えば、Aさんは、体重が50kgで体脂肪率が28%です。
ということは、体脂肪「量」は14㎏になります( 50㎏ × 28% = 14㎏ )。
ところで、
減量して体重が減っても、体重計の体脂肪率の数字が大きくなってしまった!
ということあるのです(>o<)
せっかく体重が減ったのに、脂肪が増えちゃうなんて・・・
なぜ、そんなことになるのでしょう?
体重を減らす方法は、3つあります。
① 運動をすること
② 食べるものを減らすこと
③ 運動をして食べるものも少し減らすこと
詳しくはこコチラから。
【体脂肪を減らすには?】
運動をして体重を減らすと、その減った分はほとんどが脂肪です(筋肉が増えることもあります)。
例えば、さきほどの体重が50㎏で体脂肪率が28%のAさんが、運動をして脂肪が2kg減ったとしましょう。
そうすると、
(14 – 2 )÷ (50 – 2) × 100 = 25
(筋肉の量は変わらないと仮定します)
となり、体重が減った時の体脂肪率は25%になります。
運動をせずに食べるものを減らすことだけで減量をすると、体脂肪はほとんど減らずに、筋肉が減減ります。
体重50kgで体脂肪率が28%のAさんは、体脂肪が14㎏で、体脂肪以外が36㎏あることになります。
そんな人が、筋肉だけで2㎏減ったとしたら?
体重は48㎏になりますが、体脂肪は14㎏のまんまです。
14㎏ ÷ 48㎏ × 100 = 29.2%
体重が減ったのに、体脂肪率は増えてしまいました!!
体脂肪率は、女性では20~30%が適正な値だといわれています。
これより多いと、カラダの中の脂肪が多すぎ、ということになります。
多すぎの脂肪は、病気になるリスクの一つとなりますから、無駄な脂肪はため込みたくないですよね。
でも、脂肪は少なすぎても困っちゃいます。
脂肪は、カラダを外からの衝撃から守ってくれたり、体温の低下を防ぐといった役割をしています。
そして、体脂肪が少なすぎると、ホルモンのバランスが崩れてきて、生理不順になったりします。
30年近く前の私は、エアロビックダンスのインストラクターとジムのトレーナーをしていました。
その頃は、かなりの食事制限をして、そしてトレーニングもしていました。
体脂肪率は、確か17〜18%だったと思います。
体脂肪少なすぎの状態ですね。
生理、止まっていました。
「楽ちんだし、ナプキン買わなくていいから節約になるし」と言ってたのですよね(^^;
そして、その25年ほどのち、乳がんが発症しました。
正常な性周期でない人は、乳がんを発症する確率が高くなるんだそうです。
昔の私に、そんなに無茶な減量はするな!と言いに行きたい気分ですね(^^;
自分のカラダです。
カラダがどうなっているのか、知って、そして、ある程度、自分でコントロールできるようになりたいですね。
[template id=”8872″]
[template id=”9239″]
[template id=”8332″]