【体重が減ったのに体重計の体脂肪の数字が増えた!】

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体重計を持っていますか?

最近では、体組成計という呼び方もしていますね。

出てくる数字も、体重だけではなく、体脂肪や骨の量なども出てきますよね。

体重の次に表示されるのは、たいがいの器械で体脂肪率だと思います。

数字は、20~30くらいでしょうか?

 

体脂肪率は、体重を100としたときにどのくらいの割合で脂肪があるか、という数字になります。

体脂肪率(%) = 体脂肪(㎏) ÷  体重(㎏) × 100

 

例えば、Aさんは、体重が50kgで体脂肪率が28%です。

ということは、体脂肪「量」は14㎏になります( 50㎏ × 28% = 14㎏ )。

 

ところで、

減量して体重が減っても、体重計の体脂肪率の数字が大きくなってしまった!

ということあるのです(>o<)

せっかく体重が減ったのに、脂肪が増えちゃうなんて・・・

なぜ、そんなことになるのでしょう?

 

体重を減らす方法は、3つあります。

① 運動をすること
② 食べるものを減らすこと
③ 運動をして食べるものも少し減らすこと

詳しくはこコチラから。
【体脂肪を減らすには?】

 

運動をして体重を減らすと、その減った分はほとんどが脂肪です(筋肉が増えることもあります)。

例えば、さきほどの体重が50㎏で体脂肪率が28%のAさんが、運動をして脂肪が2kg減ったとしましょう。

そうすると、

(14 – 2 )÷ (50 – 2) × 100 = 25
(筋肉の量は変わらないと仮定します)

となり、体重が減った時の体脂肪率は25%になります。

 

運動をせずに食べるものを減らすことだけで減量をすると、体脂肪はほとんど減らずに、筋肉が減減ります。

体重50kgで体脂肪率が28%のAさんは、体脂肪が14㎏で、体脂肪以外が36㎏あることになります。

そんな人が、筋肉だけで2㎏減ったとしたら?

体重は48㎏になりますが、体脂肪は14㎏のまんまです。

14㎏ ÷ 48㎏ × 100 = 29.2%

体重が減ったのに、体脂肪率は増えてしまいました!!

 

体脂肪率は、女性では20~30%が適正な値だといわれています。

これより多いと、カラダの中の脂肪が多すぎ、ということになります。

多すぎの脂肪は、病気になるリスクの一つとなりますから、無駄な脂肪はため込みたくないですよね。

でも、脂肪は少なすぎても困っちゃいます。

脂肪は、カラダを外からの衝撃から守ってくれたり、体温の低下を防ぐといった役割をしています。

そして、体脂肪が少なすぎると、ホルモンのバランスが崩れてきて、生理不順になったりします。

 

30年近く前の私は、エアロビックダンスのインストラクターとジムのトレーナーをしていました。

その頃は、かなりの食事制限をして、そしてトレーニングもしていました。

体脂肪率は、確か17〜18%だったと思います。

体脂肪少なすぎの状態ですね。

生理、止まっていました。

「楽ちんだし、ナプキン買わなくていいから節約になるし」と言ってたのですよね(^^;

そして、その25年ほどのち、乳がんが発症しました。

正常な性周期でない人は、乳がんを発症する確率が高くなるんだそうです。

昔の私に、そんなに無茶な減量はするな!と言いに行きたい気分ですね(^^;

 

自分のカラダです。

カラダがどうなっているのか、知って、そして、ある程度、自分でコントロールできるようになりたいですね。

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