土曜日の午前中は、天文館でbudokon武道魂のクラスです。
budokon武道魂のクラスなのですが、実は、陰ヨガから始まります。
陰ヨガでは、普通のヨガのポーズと少し違った名前がついています。
「形を作る」にフォーカスするのではなく、「その形を作ろうとする時に自分のカラダのどこが伸び感を感じるのか」を大事にしてもらうために、ちょっと違う名前がついています。
こちら、陰ヨガでは「シューレース」というポーズです。
シューレースは、靴紐ですね。
お尻周りにストレッチ感を感じるポーズです。
先日のレッスンの時に、NYさん、右脚を上にする時にはシューレースになっていたのですが、左脚を上にした時には別のポーズになっていました。
そのポーズはコチラ。
スクエアというポーズです。
シューレースと同じく、お尻周りにストレッチ感を感じるポーズです。
シューレースもスクエアも、同じくお尻周りにストレッチ感を感じるポーズなのですが、ちょっとストレッチ感を感じる場所が違うのです。
なぜ、伸び感を感じる場所が違うのか?
膝の位置を見てみます。
シューレースでは、膝がカラダの中心に寄っていて、太ももが内回りになっています。
スクエアでは、膝はカラダの外に開いて、太ももは外回りになっています。
お尻周りの筋肉は、股関節をまたいで付いていて、股関節を曲げる・伸ばす、開く・閉じる、中に回す・外に回す、という働きをします。
膝をカラダの中心に寄せる(股関節を中に閉じる)筋肉と外に開く(股関節を外に開く)筋肉、そして、太もも(股関節)を内回りにする筋肉と外回りにする筋肉は、別の筋肉なのです。
つまり、NYさんは、右脚を上にした時と左脚を上にした時とでは股関節の動かし方が違っていたわけです。
今月の初めに開催したKIZUKU Yoga セルフケア1day講座を受けて股関節の動かし方が学んだNYさん、ちょっとアドバイスをしたらシューレースとスクエアを区別してポーズをとることができました。
お尻周りが硬いので、見た目はほんの少ししか違わないのですが、ご自身で伸び感を感じる部分の違いを理解できたようです。
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